どんなにポジティブ思考の方でも、時にはイライラしてしまうこともあると思いますが、それがいけないことと認識してしまい、イライラする自分はいけないことと思うことだけは避けたいですね。
イライラの感情も生きていく中では大切な成長の過程だと思っていますが、長い時間イライラに振り回されないようにするために、私がしてきた解消法をシェアさせていただきますので、参考にしながら、穏やかな気持ちで過ごせる時間を保つためのお役に立てたら嬉しいです。
イライラ解消方法
深呼吸する
まずは、深呼吸をして高まっている感情を落ち着かせます。
ただ深呼吸するのではなく、意識を集中させての深呼吸です。空気は目には見えませんが、キレイな空気を鼻から吸い込むイメージをしながら、吸い込むときに鼻や、膨らむお腹に意識を向けます。次に吐くときには、身体の中にあった悪いものや、怒りの感情の混ざったものをイメージしながら、口から吐き出すことに意識を集中させ息を吐きます。これを何度か繰り返すことで気持ちが落ち着きます。
意識をイライラから切り離すためにも、呼吸の方に意識を向けてみてくださいね。イメージが難しい場合には、吸い込んだ息によって膨らんだり引っ込んだりするお腹に意識を集中させるだけでも大丈夫です。
もうひとりの自分
客観視する
怒りの感情やイライラしていると思ったら、「今、自分は○○されて怒ってる」「○○と言われたことに腹を立てている」というように、感情の起きた原因とともに、そのままを声に出したり、心の中で伝えます。すると、弱い感情の怒りであれば、瞬間的にスーッと感情が落ち着きます。
自分で自分を観察
目の前で怒っている人をみて、素敵だな。と思う人は居ないと思います。怒りの感情を表に出している人を目の前に見ると、大体の人は、恐怖心や、不快感を抱くと思います。その状態を、自分が発していると思うと一瞬で冷静に戻れると思います。
自分を第三者の目線で見たような感覚になって、怒りでいっぱいになっている自分を観察すると、不思議と感情が消えていきます。
愛のささやき
全ての感情を出したとき、ささやきの言葉で認めて受け止めてあげる。客観視の続きのような状態ですが、「○○でイライラしちゃった」と思ったことに対して、もうひとりの自分が自分にささやくように、「うんうん。イライラしちゃったんだね。」というように初めは復唱していくような感覚で自分の心と会話していきます。
イライラしちゃった。○○して欲しかったのにしてくれないから。などと、怒りの感情を表面化させ、さらにどうしてそう思ったのか、自分はどうして欲しかったのかの気持ちも出していき、それを全て肯定してあげます。自分自身の感情を一人二役で受け止めてあげることで、怒りの感情は消えていきます。そのとき、良い悪いの判断はつけないこと。そんな気持ちになるなんて。というような否定的な気持ちではなく、愛で包み込んであげて下さいね。
まとめ
今回ご紹介したことを実践しても効果が得られない方もいらっしゃると思います。感情は毎回同じではないので、対処も毎回同じ事が効果があるとも限りませんので、小さな感情の時に実践して、少しでもお役に立てればと思います。これなら出来そうかな。と思う事があればお試し下さいね。
私は、深呼吸で一旦冷静になってから、愛のささやき法で、落ち着くまでとことん自分の感情をだし、復唱して、うんうん。とただ聞いて認めていく方法で、穏やかな気持ちをキープしていました。
