言葉にはエネルギーや波動、霊力がやどっていて、その不思議な力によって、言った言葉は現実になると信じられてきました。
これを言霊といいます。普段からいい言葉を言っていればいいのですが、知らず知らずに運気を下げてしまうような言葉を使っているなら、少し意識をむけて変換していくだけで、自分も、関わる相手に与える影響までも変わります。
まずは無意識に使っている言葉がないか、普段の会話に意識を向けてチェックしてみましょう。
換えた方がいい無意識の口癖6つ
すみません
正しく使っていると思っている言葉ですが、「すみません」には、申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちの二つが込められていると私は思います。言われた相手側は、申し訳ない気持ちの方が大きく受け取ります。
何かしてもらったときなどに「すみません」。座っている人に席を譲ってもらったら「すみません」と、言ってませんか?
すみません→ありがとうに言い換える!
何か相手にしてあげたときに、すみませんと言われるより「ありがとう」と言われた方が嬉しいですよね?自分自身も気持ちよく感謝を伝えられ、相手も喜んでもらえる言葉なので、たくさんの「ありがとう」を伝えましょう。
でも、だって・・・
会話の途中で、「でも~、だって~」と言われると、会話を遮られた感覚や、否定されたような感覚に相手はなります。言ってる方は無意識に言ってしまってますが、受けた方は、話した内容を跳ね返されように感じるので、承認欲求は満たされず、いい気持ちにはならなくなります。
でも、だって→なるほど、そういうことなんだねと言い換える!
相手の会話に対して意見があるときは、「でも○○じゃん」ではなく、『なるほど、私はこう思ったよ』というように、一度は相手の意見を受け入れてあげる。これが大切です!
「○○なんだよね~」と言われたら、「そうなんだね」と一旦受け入れてから、意見があれば、「私は~」と会話を続けてみましょう。
どうせ~
ネガティブ思考寄りの方は、言葉に出さなかったとしても、心の中で思ってしまうことも多いと思います。
先ほどの、「でも、だって」に似ていますが、でも、だっては相手を否定したイメージですが、「どうせ~」は、自分自身の否定、状況の否定をすることになってしまいます。
「どうせ~私なんて・・・」、「どうせあの人は変わらないから・・・」、「どうせダメって言われるし・・・」などと思ったことがある方は、それは、思い込みです!!
どうせ→違うかも?そうじゃないかも?と置き換える!
【どうせ○○~】と思ったら、【どうせ○○と思ったけど、違うのかも?】【どうせ○○と思ったけど、実際はそうじゃないかも?】というように、思い込みから来ていることに気づく事が大切です。
無理、できない・・・
何か行動に起こす前に言ってませんか?過去にやって失敗した経験から、また失敗する・・・と思って再チャレンジする前に、「無理」「できない」と言ってる方は要注意!!もしかしたらチャレンジすれば成功するかもしれないのに、行動する前からチャンスを逃してしまいますし、自分で行動に制限をし、可能性が閉ざされてしまいます。
無理、できない=やりたくないと受けとられてしまい、相手に与えるダメージも大きいです。
使うときは何かにチャレンジして失敗したときに、素直な気持ちで「できなかったから助けて」「無理だったから教えて」と伝えると効果UPです。
無理、できない→やってみる、試してみますと言い換える!
できるわけない。と思うことでも、まずはやってみようかな。試してみようかな。と思う気持ちが大切です。
難しい
無理、できない。よりは良いんじゃない?と思うかも知れませんが、思い込み要素は同じです。何でもかんでも難しいとつぶやいていると、難しい現実になるんです。口癖は無意識に何度も発しているので、気付かないうちに本当に難しくなる事が現実化されちゃったら悲しいですよね。
難しい→簡単に置き換える!!
どう考えても難しい。と思っても、「簡単」「楽勝」と思うようにしてみてください。先ほども、思い込み要素と言いましたが、マイナスのイメージは簡単に、長く思い続けることが出来てしまうのが人間ですが、いつまでもマイナスイメージばかり考えていても良いことはやって来なくなるので、プラスのイメージを思い続けることで、良いことがやって来ます。言い換えはじめは違和感を抱くかも知れませんが、軽いノリの感覚で「出来ちゃう出来ちゃう!簡単~」と軽やかに考えてみてください。
嫌い
短い言葉ですが、かなりの破壊力をもった言葉になります。初対面で好きな食べ物や嫌いな食べ物は?と聞き合うことがあると思いますが、私は嫌いな食べ物を聞かれたときも、○○が嫌いとは答えないようにしています。
魚が嫌い!!と言ったら、お魚さんを完全否定しちゃってるみたいで可哀想じゃないですか??
嫌い→苦手に言い換える!
自分の口から発した言葉は相手に向けて言ってますが、脳は相手や自分の区別なく聞いてしまうため、嫌い嫌いと言い続けてしまうと、潜在意識に伝わり、嫌いな現実がまわりに集まってきてしまうんです。強い言葉の「嫌い」とは言わずに、柔らかい言葉で伝わる「苦手」で置き換えてみてください。
これらの6つの口癖を何か一つでも言ってないか?とまずは意識を向けるところから始めて、全部に当てはまってます。という方は、「ありがとう」への言い換えから始めてください!!
『ありがとう』はものすごく強い!魔法の言葉でもあるんです
意識を向け、気づいたときに少しずつ、口癖を言い換えることで、ひとりでも多くの方が、良いことが起こることを願っています。